サーバにメールデータを残す設定方法
受信メールをサーバに残す設定の確認方法
受信メールをサーバに残す設定にしている場合、受信したはずのメールのコピーがサーバに残り、メールボックスの残り容量を消費してしまいます。
受信メールをサーバに残す設定にしている場合は、定期的にサーバから受信済みのメールを削除する、または受信メールをサーバに残さない設定に変更して下さい。
Outlook Exoressの場合
-
「ツール」→「アカウント」をクリックします。
-
[インターネット アカウント]で「メール」タブを選択する。次に設定を変更する「アカウント」を選択して「プロパティ」をクリックします。
-
[プロパティ]で「詳細設定」タブを選択する。次に「サーバーにメッセージのコピーを置く」のチェックを入れて「OK」をクリックします。
※「サーバーにメッセージのコピーを置く」だけだとメールボックスがいつかは一杯になってしまいますので、「サーバーから削除する」も選択して運用して下さい。
削除を行う日付についてはご利用頻度を考慮した上で、設定をお願いします。
Outlookの場合
-
「ツール」→「電子メール アカウント」をクリックします。
-
[電子メール アカウント]ウィザードで電子メールを「既存の電子メール アカウントの表示と変更」を選択して「次へ」をクリックします。
-
[電子メール アカウント]ウィザードの電子メールアカウントの一覧で設定の変更を行う電子メールアカウントを選択して「変更」をクリックします。
-
[電子メール アカウント]ウィザードの「インターネット電子メールの設定(POP3)」で「詳細設定」をクリックします。
-
[インターネット電子メール設定」で「詳細設定」タブを選択し、「サーバーにメッセージのコピーを置く」のチェックを入れて「OK」をクリックします。
※「サーバーにメッセージのコピーを置く」だけだとメールボックスがいつかは一杯になってしまいますので、「サーバーから削除する」も選択して運用して下さい。
削除を行う日付についてはご利用頻度を考慮した上で、設定をお願いします。
メール受信時、サーバにメールデータを残さない
「サーバーに受信したメッセージを残さない」設定の場合
メール送信者を「Aさん」、受信者を「Bさん」とします。
- Aさんから送られたメールは、Aさんが使用しているメールアドレスのメールサーバを経由して、
Bさんのメールアドレス宛に送られます。 - Bさんのメールアドレスに届いたメールはiecのメールサーバ内にあるBさんのメールボックスに保存されます。
- 会社のパソコンでAさんから届いたメールを受信。この時メールサーバ内にあるメールデータは削除されます。
<利点・主な利用方法>
- 頻繁に添付ファイル付きのメールをやりとりするので容量が気になる、いつも決まった場所でしかメールの送受信を行わないといった方にお勧めです。
<欠点・注意点>
- 一度受信したメールデータはサーバに残りませんので、メール受信を行うと、その他の場所から同じメールを受信することは出来ません。
メールソフトの設定方法
- 一度受信したメールデータはサーバに残りませんので、メール受信を行うと、その他の場所から同じメールを受信することは出来ません。
メールソフトの設定方法
※サーバにメールデータを残さない場合は上記リンクの設定の最後で「サーバーにメッセージのコピーを置く」が選択されていないことを確認して下さい。
メール受信時、サーバにメールデータを残す
「サーバーに受信したメッセージを残す」設定の場合
メール送信者を「Aさん」、受信者を「Bさん」とします。
- Aさんから送られたメールは、Aさんが使用しているメールアドレスのメールサーバを経由して、
Bさんのメールアドレス宛に送られます。 - Bさんのメールアドレスに届いたメールはiecのメールサーバ内にあるBさんのメールボックスに保存されます。
- 外出先のノートパソコン等でAさんから届いたメールを受信。この時メールサーバ内にあるメールデータはそのまま残ります。
- その後、会社で受信確認をしても、Aさんから届いたメールを受信する事が出来ます。
<利点・主な利用方法>
- 複数のパソコンや場所で同じメールを受信することが出来る。
- 外出、出張先の携帯端末で受信したメールを社内でも確認出来る。
<欠点・注意点>
- メールボックスが一杯(容量オーバー)になるとメールを受信出来ません。
定期的にサーバー上のメールを削除するようにして下さい。
- メールを受信する全ての場所(メールソフト等)でサーバーにメッセージを残す設定が必要です。
- 新しい環境でメールの受信を行うとサーバにある全てのメッセージが受信されます。
メールソフトの設定方法
- メールボックスが一杯(容量オーバー)になるとメールを受信出来ません。
定期的にサーバー上のメールを削除するようにして下さい。
- メールを受信する全ての場所(メールソフト等)でサーバーにメッセージを残す設定が必要です。
- 新しい環境でメールの受信を行うとサーバにある全てのメッセージが受信されます。
メールソフトの設定方法
メール送受信時、エラー番号(0x800CCC92)が表示された場合
<症状>
以下のエラー メッセージが表示され、Outlook Express 6 でメールを受信できない。
セキュリティで保護されたパスワード認証でサーバーにログオンできませんでした。
アカウント : account name, サーバー : ‘server name’, プロトコル : POP3, サーバーの応答 : ‘-ERR No
password supplied’, ポート : 110, セキュリティ (SSL): なし, サーバー エラー : 0x800CCC90, エラー番号 :
0x800CCC92
<原因>
- メールソフトのアカウントに設定されているユーザー名やパスワードが間違っている。
<対処法>
メールサーバーの設定を確認します。
-
「ツール」→「アカウント」をクリックします。
-
[インターネット アカウント]で「メール」タブを選択する。次に設定を変更する「アカウント」を選択して「プロパティ」をクリックします。
-
[プロパティ]で「サーバー」タブを選択する。受信メールサーバーの「アカウント名」、「パスワード」を再入力して「OK」をクリックします。
メール送受信時、エラー番号(0x800CCC18)が表示された場合
<症状>
以下のエラー メッセージが表示され、Outlook Express 6 でメールを受信できない。
セキュリティで保護されたパスワード認証でサーバーにログオンできませんでした。
アカウント : account name, サーバー : ‘server name’, プロトコル : POP3, サーバーの応答 : ‘+ERR’, ポート
: 110, セキュリティ (SSL): なし, エラー番号 : 0x800CCC18
<原因>
- 受信サーバーの設定が間違っている。
- メールアカウントが破損している。
<対処法>
「受信サーバーの設定が間違っている」
メールサーバーの設定を確認します。
-
「ツール」→「アカウント」をクリックします。
-
[インターネット アカウント]で「メール」タブを選択する。次に設定を変更する「アカウント」を選択して「プロパティ」をクリックします。
-
[プロパティ]で「サーバー」タブを選択する。次に「セキュリティで保護されたパスワード認証でログオンする」のチェックを外して「OK」をクリックします。
「メールアカウントが破損している」
下記ページを参照の上、Outlook Expressのメールアカウントの削除と追加をお試し下さい。
メール送受信時、エラー番号(0x800C0133)が表示された場合
Outlook Expressでは、送受信したメールのデータが、メールデータファイル(dbxファイル)に保存されています。
メールの受信時に「0x800c0133」エラーが発生する場合は、メールデータファイルが破損していたり、何らかの問題が発生している事が考えられますので以下でOutlook
Expressのメールデータの初期化手順をご説明します。
※メールデータを初期化すると、送受信したメールはすべて削除されてしまいますので、初期化を行う前にメールデータをバックアップしておくことをお勧めします。
バックアップ手順についてはメッセージデータのバックアップを参照して下さい。
-
「スタート」→「検索」をクリックします。
※[Windows Searchの結果]画面が表示された場合は、左下の「ここをクリックして検索コンパニオンを使用します。」をクリックします。
-
「ファイルとフォルダ全て」をクリックします。
-
「ファイル名のすべてまたは一部」に「受信トレイ.dbx」と入力して、「詳細設定オプション」をクリックします。
-
「隠しファイルとフォルダの検索」をクリックして選択状態にし、「検索」をクリックします。
-
[検索結果]に表示された「受信トレイ.dbx」を右クリックして、「名前の変更」を選択します。
-
「受信トレイ.old」、「受信トレイ.20130505」等に名前を変更します。
- 検索画面を閉じてOutlook Expressを起動する。メールの送受信を行い、エラーメッセージが表示されないことを確認します。
メール送受信時、エラー番号(0x800ccc0F)が表示された場合
<症状>
以下のエラー メッセージが表示され、Outlook Express 6 でメールを送受信できない。
サーバーは接続を解除しました。サーバーまたはネットワークに問題があるか、またはアイドル時間が長すぎた可能性があります。
アカウント : account name, サーバー : ‘server name’, プロトコル : POP3,
サーバーの応答 : ‘+OK’, ポート : 110, セキュリティ (SSL): なし, エラー番号 :
0x800ccc0F
手動で送信トレイからは削除は可能。
<原因>
- データ容量が大きく、ファイルの送受信に時間がかかっている。
- ウイルス対策ソフトスパイウェア対策ソフト等のセキュリティソフトが影響している。
- 「POP Before SMTP」の制限を受けている。
- メールアカウントが破損している。
- Outlook Expressのインストールが破損している。
<対処法>
「データ容量が大きく、ファイルの送受信に時間がかかっている」
送受信を中止するまでのサーバーの待機時間を長く設定する。
-
「ツール」→「アカウント」をクリックします。
-
[インターネット アカウント]で「メール」タブを選択する。次に設定を変更する「アカウント」を選択して「プロパティ」をクリックします。
-
[プロパティ]で「詳細設定」タブを選択する。次に「サーバのタイムアウト」を変更して「OK」をクリックします。
「ウイルス対策ソフトスパイウェア対策ソフト等のセキュリティソフトが影響している」
-
ご利用中のセキュリティソフトを無効化(停止)した状態でメールの送受信を行って下さい。
※セキュリティソフトを無効化(停止)した場合、ウイルスやスパイウェアに感染する可能性が高くなる事を留意した上でお試し下さい。 -
セキュリティソフトを無効化(停止)して改善する場合は、セキュリティソフトによってメールサーバへの通信が遮断されている可能性がありますので、 ソフトウェアメーカー様にお問い合わせ下さい。
※ご利用のパソコンにインストールされているセキュリティソフトの確認についてはパソコンメーカー様に、 インストールされているセキュリティソフトの停止方法については、セキュリティソフトのソフトウェアメーカー様に、それぞれお問い合わせ下さい。
「「POP Before SMTP」の制限を受けている」
最初にメッセージを受信して、サーバへのユーザ認証を行ってからメールの送信を行って下さい。
-
「ツール」→「送受信」→「すべて受信」をクリックします。
-
「ツール」→「送受信」→「すべて送信」をクリックします。
「メールアカウントが破損している」
-
メールアカウントを削除する。
-
「ツール」→「アカウント」をクリックします。
-
「メール」→「削除を行うアカウント」を選択して「削除」をクリックします。
-
-
メールアカウントを追加する。
※アカウントの追加は電子メールアカウントの追加方法を参照下さい。
「Outlook Expressのインストールが破損している」
-
Outlook Expressを再インストールする。
※Outlook Express の再インストールは、下記のマイクロソフト サポート技術情報を参照下さい。
メールアカウントの削除方法
-
「ツール」→「アカウント」をクリックします。
-
「メール」→「削除を行うアカウント」を選択して「削除」をクリックします。
メールアカウント追加設定方法
-
メニューバーから「ツール」 → 「アカウント」 を選択します。
-
表示された[インターネット アカウント]右上の「追加」→「メール」をクリックします。
-
[インターネット接続ウィザード]が表示されます。
以下の項目を入力して「次へ」をクリックします。
- 表示名
- メールの「送信者」のところに表示する名前
-
[インターネット電子メールアドレス]が表示されます。
以下の項目を入力して「次へ」をクリックします。
- 電子メールアドレス
- お客様のメールアドレス (例:iec@kir850963.kir.jp)
-
[電子メールサーバーのセットアップ] が表示されます。
以下の項目を入力して「次へ」をクリックします。
- 受信メール サーバの種類
- 「POP3」を選択します。
- 受信メール(POP3、IMAPまたはHTTP)サーバー
- ms***.kagoya.net
- 送信メール(SMTP)サーバー
- ms***.kagoya.net
-
[インターネットメールログオン] が表示されます。
以下の項目を入力して「次へ」をクリックします。
- ユーザー名
- こちらからご案内したユーザー名
- パスワード
- こちらからご案内したパスワード
- パスワードを保存する
- チェックを入れます。
-
「完了」をクリックします。
-
[インターネットアカウント]に先ほど作成したアカウントが表示されていることを確認して 作成したアカウントを選択し、「プロパティ」をクリックします。
-
[サーバー]タブをクリックし、[送信メールサーバー]の「このサーバーは認証が必要」にチェックを入れます。
-
[詳細設定]タブをクリックします。
以下の項目を入力して「OK」で終了します。
- 送信メール
- 587
※ デフォルトでは25になっているので変更が必要
- サーバーのタイムアウト
- 任意
※ 通信速度が遅い環境や、大きなメールを受信する際にエラーとなる場合には、長めに設定して下さい。
- サーバーにメッセージのコピーを置く
- 任意 ←1台だけで受信される場合
チェックをいれる ←同じメールアドレスを複数台の端末で受信される場合
※ 同じメールアドレスを複数台の端末で受信される場合はコピーを置く必要があります。 (1台目がメールを取ると2台目以降がメールが取れなくなります)
※ コピーを置く設定にする場合は、サーバー容量が不足しないように一定期間経過したものは[サーバーから削除]するよう設定することをお勧めいたします。
送信トレイから消えない
<症状>
OutlookExpressで電子メールを送信しようとすると、メッセージが送信トレイに移動して送信されない。
<原因>
- 電子メールが送信される前に、送信トレイ内で送信されなかったメッセージを開いていた場合
- オフライン作業中になっている場合
- 送信オプションの正しい接続を使用して「メッセージを直ちに送信する」が有効になっていない場合
- メールフォルダ、ユーザーファイルまたはフォルダ内の電子メールが壊れている場合
<対処法>
「電子メールが送信される前に、送信トレイ内で送信されなかったメッセージを開いていた場合」
-
Outlook Expressで電子メール メッセージを送信すると、Outlook Expressはメールサーバに接続して電子メールの配信を行い、送信されたメッセージのコピーを送信トレイに表示します。
送信トレイ内にある電子メールを開いて閉じた場合、そのステータスが変更されている可能性があるため、メッセージが送信されない場合があります。このメッセージは、次回のメールサーバへの接続時に送信されます。
「オフライン作業中になっている場合」
-
「送信済み」を変更するには、以下の手順を実行します。
-
[ファイル]→「オフライン作業」をクリックします。
※チェックが入っている場合がオフライン作業中です。 -
メッセージの再送信を行って、問題が解決したか確認して下さい。
-
「送信オプションの正しい接続を使用して「メッセージを直ちに送信する」が有効になっていない場合」
-
適切な送信オプションが選択されているかは、以下の手順で確認して下さい。
-
[ツール]→「オプション」をクリックします。
-
[オプション]の「送信」タブをクリックして「メッセージを直ちに送信する」、「[送信済みアイテム]に送信メッセージのコピーを保存する」が選択されていることを確認します。
-
「接続」タブをクリックして「変更」をクリックします。
-
[インターネットプロパティ]で、正しいダイアルアップまたはローカルエリアネットワーク(LAN)が設定されている事を確認します。
-
メッセージの再送信を行って、問題が解決したか確認して下さい。
-